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論文

国際核融合材料照射施設(IFMIF)の設計活動; 現状と今後の展望

勝田 博司; 野田 健治; 加藤 義夫; 杉本 昌義; 前川 洋; 小西 哲之; 中村 秀夫; 井田 瑞穂*; 大山 幸夫; 實川 資朗; et al.

日本原子力学会誌, 40(3), p.162 - 191, 1998/00

核融合炉材料の開発には、核融合炉条件下における中性子照射挙動を調べることが不可欠であるが、核融合炉条件を模擬できる高エネルギー中性子照射施設は現存しない。そこで、国際エネルギー機関(IEA)が日・米・欧・露の4極に呼びかけて、国際核融合材料照射施設(IFMIF)の検討が4極の共同で始められた。予備検討を経て、1995年に開始された概念設計活動が1997年に一応の区切りを迎えたので、この機会に、IFMIF設計活動の現状と今後の展望についてまとめ、紹介したものである。

報告書

Calculation of neutron field generated at thick Li target bombarded with 10-40 MeV deuterons for energy selective neutron irradiation test facility

大山 幸夫; 山口 誠哉*; 小迫 和明*; 前川 洋

JAERI-M 92-191, 46 Pages, 1992/12

JAERI-M-92-191.pdf:1.12MB

10から40MeVの高エネルギ重陽子を厚いリチウムターゲットに照射した時に発生する中性子場の特性を、原研で計画されている材料照射用中性子源(ESNIT)の仕様を決定する際の参考とするためにモデル計算を行った。簡単な核反応モデルを用い、ターゲット周辺での中性子束分布とエネルギースペクトルを求めた。計算結果は報告されている実験値とファクター2の範囲で一致した。この計算結果は高エネルギー中性子による材料損傷パラメータへの効果を調べるために用いられる。

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